金沢ＪＣ６０周年記念式典

　金沢成年会議所は創立６０周年を迎えた。翻ってみれば今から１０年前、私が金沢青年会議所を卒業する年が創立５０周年だった。
　当時、５０周年準備特別委員会委員長を拝命し、周年事業の骨子を組み立てた。そして、ＪＣ卒業の年、中村太郎理事長の下、副理事長、そして５０周年事業の副実行委員長を務めた。
　通常のＬＯＭの事業と５０周年事業の両方を実行するのは困難の連続だった。実行委員会では夜中まで激論をとばした。眠い目をこすって会社に行ったのも昨日の事のようだ。

　現在でも、様々な会合に出席しても集まるのはＪＣの仲間である。何年、ご無沙汰していても話し始めるとスッと当時に戻るこの不思議な感覚は何だろう。
　戦友がとても不思議な絆で結ばれていると言われるそれに似ているのだろうか。何れにせよ、懐かしい顔が沢山見えた。当時の苦労話に花が咲き、皆があの時に戻ったようだ。
　ＪＣは不連続の連続と言われている。その時代に、その時代を受け継いだ青年が全力でＪＣ運動を展開している。今日はその不連続の連続が連綿と受け継がれている事を感じた。
　現役メンバーの皆さん、本当に楽しいひと時をありがとう。２０１５年、世界会議の誘致を楽しみに待ちたい。