長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

五感を研ぎ澄ます

 日頃の生活での中で、五感を研ぎ澄ませる場面に出くわす事はそれほど多くない。五感を研ぎ澄ませるほど集中する場面は身に危険が迫っている場合や緊張して物事を実行する場合以外にはなかなかないものだ。
 ツール・ド・沖縄からはや五日が過ぎ、鈍く残った筋肉痛がそのなごりをとどめている。自転車レースで集団走行をしている時は、まさしく五感を研ぎ澄ませている。
 それぞれが、間隔が30cm程しか無い中を50km/h前後の速度で走るので、接触すると集団落車が発生し、怪我を負う事も少なくないのだ。
 したがって、目の前のライダーの動きを見ていると、集団の動きが見えなくなり、事故に対処が出来なくなる。そこで、俯瞰的に集団を見て、音を聞き、タイヤの焦げた臭いを嗅ぎ、脱水症状に注意し、さらにペダリングにも集中しなくてはならない。
 五感を研ぎ澄ませる状態にある時、野性的な感が働き始めるのも面白い。
 仕事は五感を研ぎ澄ませる時、第六感が働き始める。直感で動くというと、いい加減に聞こえる事もあるが、私は直感を大切にしたいと思うのである。
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