長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

100年前セントルイスに灯った炎

 1915年、アメリセントルイス青年会議所運動は始まった。『積極的な変革を創り出すのに必要な指導者としての力量、社会的責任、友情を培う機会を若い人々に提供することにより、地球社会の進歩発展に資すること』を使命に、アメリカ、コスタリカエルサルバドル、グァテマラ、ホンジュラス、メキシコ、ニカラグアパナマの8カ国によって国際青年会議所(JCI)が発足したのが1944年の事である。
 それから、100年、小さな炎は次第に大きくなり現在では98の国に広がり、26万人のメンバーを有するまでになった。
 青年会議所運動として100年の節目を迎える2015年に開催される国際会議は第70回を迎える事になる。
 この節目の国際会議を金沢青年会議所が誘致活動をしており、私たちはシニアクラブのメンバーとして国際会議の誘致活動に一致協力する所存だ。
 2015年には北陸新幹線が開業し、東京ー金沢間を2時間30分で結ぶ事になる。この記念すべき節目に国際会議を誘致する意義は大きい。
 現役メンバーにあっては、国際会議を誘致する事が目的になっている節も見受けられるが、これはあくまでも手段である。日本の表玄関である東京から2時間30分の距離にある金沢に国際会議を誘致する事は、経済効果、国際的な知名度の向上に図りきれない影響があることだろう。
 金沢には歴史的な文化財、伝統文化、食文化が色濃く存在している。しかし、これまでその財産をまちの発展に生かしきれなかったところがある。今回の北陸新幹線の開業と国際会議誘致はそういう意味では大きなチャンスだと思う。
 私たちのふるさと金沢の発展に少しでも資することが出来れば幸いである。
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