未明の大地震

　今朝、５時３３分に発生した淡路島を震源とする、地震はＭ６弱という大きな地震だった。金沢も少し揺れたが、緊急地震速報から阪神淡路大震災の記憶が脳裏をよぎる。
　昔は天災は忘れた頃にやってくる、と言ったが今は何時もやってくると言っても過言ではない。それほどこの４〜５年は天災が多い。天災に備えると言うが、殆んどの場合、自分の身に起きるとは思っていないことが被害を大きくする。
　３．１１を教訓に準備をした人たちはどれ程いるのだろうか。それこそ、準備はしたものの月日とともに忘れ去り、非常食料などは期限が切れているものも少なくないだろう。
　特に私たちの住む金沢は昔から天災の少ない地域だ。しかし、１００年以上も前、金沢を横断するように横たわる断層が動いた記録が残っている。
　災害は何時か必ずやってくる。その時に明暗を分けるのは日頃の準備と災害に対する意識の高さなのだと思う。
　私たちの生業は防災業である。先ずは自らの周りから準備をして頂きたいものである。

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