長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

全ての道は江戸に通ず?


 お江戸日本橋は現在首都高速道路の高架下に鎮座している。当時、東京オリンピックの開催に間に合わす為だったのかは定かではないが、現在の日本橋の景観は決して良いとは言えない。
 ある意味観光名所のひとつに数えられるものだろうと思うのだが・・・さて、日本橋の袂に日本国道路元標なるものがある。実は道路元標の存在そのものを今日まで知らなかった。
 道路元標は普通は都道府県庁の前にあるそうだ。しかし、東京だけは日本橋にそれはあり、東京の道路の起点になっている。高速道路を走っていると『東京まで○○km』と書いてあるが、それはこの道路元標までの距離を示している。
 東京の道路元標が日本橋なのは、東海道五十三次の起点が日本橋だったからなのだろうか?もしそうだとすれば、江戸の時代、旅をする人はこの日本橋で別れを告げ、遥か彼方の目的地を思ったのだろう。
 時は流れ、今その場所に立つと不思議な感覚に陥るのは多分私だけではあるまい。道は必ずどこかに繋がっている。回り道をすることはあるのだろうが、歩き続ければ目的地に必ず到達できると信じたい。
にほんブログ村 経営ブログ オーナー社長へ
↑ポチっと押して頂ければ幸いです