やむにやまれぬ大和魂
幕末に生きた吉田松陰は、西洋の先進的な文明に心を打たれ米国に密航しようとし失敗する。その時投獄され、獄中で読んだ歌が『かくすれば、かくなるものと知りながら やむにやまれぬ大和魂』である。
『このような事をすれば、このような結果になることは分かっていても止むにやまれぬ気持で行動に踏み切った。これこそ日本人の魂である』
大和魂とよく言われるが、吉田松陰の読んだこの歌はそれを明確に表していると感じる。結果は分っていてもやらねばない事は事実沢山ある。
嫌われ役を買って出る事の出来る人は少ない。世の中、人から嫌われたくないと多くの人が思うのだろう。
他人の顔色を気にし、正しい事を正しく行わない、言わねばなら無い事を言わない、あやふやに煙に巻いてしまう。
しかし、果たしてこのような事で何か良くなるだろうか。企業で言えばやるべきことをしっかりとマネージメントして初めて組織は前に進む。部下の顔色を気にして、言うべき事、すべき事をやらないマネージャーは不幸だ。
私たちには大義がある。必ずやり遂げて見せよう。
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