長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

自然災害は日常化しつつある

 私たちが、子供の頃『災害は忘れた頃にやって来る』という言葉があった。この言葉に象徴される程、地震や風水害等の自然災害は発生頻度が少なかったのだと思う。
 しかし、今日では地震や風水害は日常化しつつあり、特にゲリラ豪雨や竜巻など、これまで私たちがあまり経験した事のない様な災害の発生が被害を大きくしている。
 昨日、京都を襲った台風18号は嵐山近辺に大きな被害をもたらした。大きく捉えればこのところの風水害の原因は地球温暖化による環境の変化と言えるのではないだろうか。
 また、戦後、日本の林野行政は杉の木を多く植林した。これは、山の保水能力を著しく低下させたと言える。保水能力を失った事で、降った雨は川に流れ込み、さらに被害を拡大させている。
 これまで、私たちの仕事は極端な事を言えば火消しの道具を販売していた。それは消防車両も然りである。しかし、今後は多発する自然災害に対して、何が出来るかを模索する必要がある。
 未来の子供たちのために、災害の原因の一つとなっている、地球温暖化を一人ひとりの小さな努力で遅らせる事は可能だろう。そして、林野行政や、河川の治水を大きく見直す事が必要ではないだろうか。
 私たちは、私たちのやらねばならない事、やれる事を整理し少しでも社会に役立てるよう努力して行きたい。
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