茹でガエル
問題が問題として認識されないときが、最もまずい状態だ。問題が問題として認識されないという事は、問題が無いと思われているという事だ。
従って、発生する現象に問題があるのにも関わらず、それが当たり前と考えたり、以前からそうだったから、おかしくないと考えてしまうのである。
社歴の長い会社ほど、問題がそこにあるのに問題の存在すら認識出来ないでいる事が少なくない。
周りのお客様やサプライヤーは、それを認識しており、機会があるごとに、指摘してくれるが、それにすら耳を傾けないようでは先が見えている。
先ずは、これまでそうだった、から、それはどうあるべきか、正しいのかという視点で真摯に業務の見直しを行う必要がある。
そこに成長の機会があり、毎日のルーティン業務に安穏としていては、何時か近い将来、茹でガエルになってしまっている事に気づくだろう。