長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

努力するということ


 今日は、私たち消防ポンプ業界の理事会が熱海で開催された。毎年、熱海に来るたびに一年の早さを痛感する。昨年の、今と比べて人として成長できているだろうか。
 確かに、二年前、創業80周年に策定した中期経営計画は、未だ半ばだが、現状では出来ていることと、出来ていないことがある。大きな柱のひとつは何とか実現することができた。これは強力なリーダーシップを発揮してくれた、常務をはじめとした主要メンバーのお陰だ。
 しかし、自分自身の人としての成長は、と考えるとどうだろう。様々な角度から、人や子供たちの成長を願い実行してきたことは幾つかある。その実行の過程で自らも少しは成長したと思いたいが・・・
 最近、努力するというより、スマートに物事を運びたいという感じを若者から受ける事が少なくない。特に、『そんなこと意味がない』という言葉は一見、理屈が通っていそうに見えるが、ある意味、目に見える部分だけをつまんで発言している事に気づく。
 多分、私たちの世代は、ある意味でその意味がない事を一生懸命行ってきた世代だと思う。しかし、一見意味がないように見える事が、経験を積み、脳を鍛え、発想を豊かにしてくれたと信じたい。
 『努力は、必ず報われる。もし、報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない』と言った往年の野球の名選手の言葉を思い出す。
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