なかなかやるなぁ〜
これは私見であることを最初にお断りしておきたい。
今回のG20では、外交的に一定の成果があったと思う。特に、日本とロシアの間には日露平和条約の締結が1951年以来大きな懸案事項として残されたままだ。
1993年には当時、エリツィン大統領との間で北方四島の問題を解決し、平和条約を締結することを確認する東京宣言に合意したが、実際は現在まで問題の解決を見ていない。
今年の12月には、プーチン大統領が日本を訪問することが決まっており、その場所に選ばれたのは、安倍首相の故郷山口県の春帆楼と聞く。
春帆楼は、日清戦争の戦後処理の場として日清講和会議が開かれた場所で、日本外交にとっては勝利を勝ち取った記念すべき場所なのだ。
その場所を、今回の日露交渉の場に使うことは、大きな意味を持つと思うのだ。当然、プーチン大統領もその意味を理解している筈である。とすれば、今回の日露平和条約提携に向けた会談は、大きな進展があると憶測しても間違いではないだろう。
安倍外交、なかなかやるなぁ〜と思ったのである。
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