長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

危険を危険と認識する


 昨今の登山ブームは雪山にも押し寄せてきている。雪山の登山技術は夏山のそれとは全くと言っていいほど異なる。
 特に森林限界から上では、ピッケル、アイゼンを使いこなせることが前提だ。また、装備も夏山とは異なり、さらに追加するものが多いことから、荷物は必然的に重くなる。
 行動も、天候を見ながらある一定のスピードが求められる為、それに見合った体力も必要だ。
 登山雑誌やFBの投稿を見ているとあたかも雪山が簡単に登ることが出来るように錯覚する投稿が目につく。昨今の遭難の多さはこんな事情が絡んでいるのだろうか。
 私も決して、雪山のベテランではないが、自分が行けるかどうかの判断はつくつもりだ。危険を危険と感じられないことが最も危険なのである。
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