長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

ベトナム三日目



 そろそろ、雨季なのか高い気温と肌にまとわりつく様な湿度を感じる。ベトナムの出張も三日目の朝を迎えた。
 ホーチミン市も相も変わらず、蟻の大行進の様なオートバイの往来が凄い。毎日、見られる街の風景だ。ホーチミン市から車で40分ほどの所にある工場を訪ね、ベトナムの状況についてデスカッションする。
 ベトナム国の平均年齢はなんと28歳であり、もう直ぐ人口は1億人に届く勢いだ。これはこれから、未来に向けてまだまだ伸び代があることを示している。
 ともかく、みんな勤勉だ。国が残業の制約を求める何処かの国の様にライフワークバランスなどという言葉はこの国には見当たらない。
 ともかく、働くことが豊かさを得られる唯一の方法であり、少しでも多く働くことができる企業を見つけて転職していく。この逞しさは戦後の高度経済成長をした日本を見ている様だ。
 今の日本も、私たちの親の世代が死に物狂いで働いてきた結果だ。ベトナムの現状を見ていると、このままでは日本は絶対にかなわないという危機感を覚えるのは私だけではあるまい。
 また、ホーチミン市の夜は昼間以上に賑やかだ。街には多くの市民が繰り出し、さながらお祭りの様だ。
 今回のベトナム訪問は、ある意味でカルチャーショックを受けた。そして、ベトナム経済の力強とその可能性を目の当たりにし、この機会が私たちにも大きな未来を切り開いてくれるものと期待したい。
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