長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

責任感

 この年度末、弊社工場には、まだ何台もの消防車両が出荷を目指して製造の半ばにある。今期も、正味一週間で次年度を迎える。
 消防車両の殆どが年度事業である為、最終の契約の納期は月末の31日である。毎日、工程の微調整を繰り返しながら、これまで来たが、頑張ってくれている社員の皆さんにも、疲労が色濃く見えて来ている。
 ここまで頑張ってくれるのは、お客様に喜んで頂ける消防車両を納めるという事と、納期に対する執念に他ならない。約束は死守するという、気概と精神力が彼らを支えているのだ。
 今朝も、受託に間に合わせるために不眠不休で頑張ってくれた事に、感動し、目頭が熱くなった。
 ただ、この様な状態を招いた問題の本質を、私たちマネージャーは認識しなくてはならない。マネージャーは、現状を摘まんで発言するのではなく、大局感に立ち問題の本質を認識し、反省しなくてはならない。何をせねばならないかは、明らかである。
 年度が終了したら、同じ轍を踏まない様に直ぐに、仕組みの確認と、責任の明確化を行わねばならない。
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