長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

立場は人に責任感をあたえる

 今期はALPASシステムを用いた消防車両の製造の効率をさらに高めるために製造の体制を一新した。工場の責任者を含め若手にマネージメントの機会を担ってもらう布陣だ。
 確かに経験値は浅いが、それは意識が変われば問題は少ないと考えた。経験の差は5倍、意識の差は100倍と言ったのは日本電産永守社長だ。
 経験値が多くとも、意識が変わらなければそれを活かすことは難しい。一方で経験値が少なくとも意識が高ければそのギャップはあっという間に埋まる。
 製造の主要メンバーとのミーティングはある意味で有意義だった。現状を認識し、問題点を整理し、やる事を前提に考える姿勢が大切なのだ。経験値の浅い若手のマネージャーから、工程に追いつく為に深夜残業の申請があったが、それを受けず、長期の視点から他の手法を取ったという報告は、さらりとなされたが、その成長した姿に感動を覚えた。
 立場は責任感を醸成し、人をつくる。しかし、それに比して大きなプレッシャーも感じているはずだ。コミュニケーションを取り、彼らと一緒に成長して行きたいと思ったのである。
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