長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

ブログ開設

 以前から弊社総務課長に『社長ブログ書かれたらどうですか』と言われ続け『そのうちね・・』と言っていたがこの度めでたく開設することとなった。
 文章を書くことはあまり得意ではないし、毎日欠かさず書く勇気も無い。最初から気負って毎日書くぞと思うと続かない気もするので思ったことを気軽に書いていこうと思う。
 開設にふさわしい内容はと考えた末、私が登山をするときに愛用している登山用ウエアーを製造しているパタゴニア社の創業者イヴォン・シュイナードとパタゴニア製品について書こうと思う。
 パタゴニアとの出会いはかれこれ10年近くになる。最初はなんと高価な登山ウエアーなのかと思っていたが、非常に使い勝手がよく、シンプルであるが必要なものが必要なところにある。
 また、一度購入したソフトシェルがどうしても気に入らず手紙をつけて送り返したところ、改良された新品が送られてきた。これは後日分かった事であるが、パタゴニア社のフィロソフィーのひとつであった。
 私たちは消防車両のメーカーであり、消防防災機器を販売する商社でもある。メーカーという立場から考えると明確な企業理念に沿った製品をつくり出すことは容易ではない。
 また、ものづくりは往々にして使う立場にたってつくられなくてはならない製品が,つくり手の都合にあわせて出来上がってしまうことが少なくない。
 そんな中で明確な理念を示しそれを達成する製品を生み出し、さらに、健康な地球の環境を守ることができなければ株主も顧客も社員も存在しないという大局観には驚くばかりである。
 ブログの初回には少々気負った内容であったかもしれないが、このように枝葉まで理解した上で大局観で判断できる経営者になりたいと私は思っている。
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