長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に


 『星に手が届かなかった事は不幸ではない。人生で最も不幸なのは星に手を伸ばさなかったことだ。』私が敬愛するある経営者の言葉である。
 今年を総括すると、ほころびを繕った一年であったように思う。分かりやすく言えば、全体を大きく捉えずに、目の前に起こった問題をほころびを繕うように解決してきた。
 しかし、ほころびを繕ってもすぐ他がほころびて来る。これは企業を大きく捉え、どこが弱いのかを大局から見てこれなかった結果だろう。
 反省である。今年のスタートにおいて『ミッションステートメント』を策定して社員全員に配布した。また『ミッションステートメント』の説明会も行った。
 しかし、基本的に『ミッションステートメント』は定性的なものであるので、目標設定と評価が難しい。そこに甘えて、進歩状況を評価する仕組みや達成度合いを測ることをしなかった。
 私たちは『星に手が届かなかった』のでは無く、『星に手を伸ばさなかった』のでは無かったか。目の前の問題解決はエネルギーを使い、解決してきた。しかし、全体を大きく捉えて、問題点の原因をみてこなかった。見ようとしなかったというのが正解か。・・・
 全ては私の甘さから来ている。反省をして来年に備えよう。来年こそは『星に手を伸ばす。そこに星が見えているのだから。』
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