仕事納めと忘年会

　今日は仕事納めである。例年より一日遅く、今年は２９日が仕事納めとなった。８時３０分から１５時位まで本社の掃除を行う。日頃掃除ができないところには、かなりのほこりが溜まっていた。
　手の届かない窓もとてもきれいになり、社屋は古いが見違えるようになった。やはり掃除は毎日少しずつでも行うと、後で一度にやるよりは楽だし、小さな労力できれいになる。何事も日頃の小さな積み重ねが大切であることを教えてくれる。
　１８時からは車両事業部の忘年会に参加する。車両事業部は毎年、仕事納めの夜に忘年会を行うことが恒例になっている。今回は工場に近い、ルネス金沢にて行われた。

　消防車は一年を通して製造されない。受注されるのが６月〜１０月である為、実際に製造する期間は７ヶ月間ほどである。この約半年間の間に一年分を製造するので、工程が過密となり、毎年この時期は毎日のように残業が続く。
　製造Ｇの皆さんは、くたくたのはずである。今日はそのウサも含めて一年の垢を落す。日頃思っていることも口をついて出てくるだろう。でもそれで良い。こんな時は愚痴も大いに結構。
　しかし、視点を変えてみれば批判からは何も生まれないことも明白である。常に原因を内在化（原因自分論）させて物事を考え、現在、目の前で起こっていることは全て自分がつくった原因の結果（因果の法則）であることを知らなくてはならない。（これがなかなかできない。）
　すると不思議と答えが見えてくるものである。私たちの目的は企業理念に沿ったものづくりを通じて社会に貢献することである。お客様に喜んでもらえる車両づくりを来年も皆でがんばって行きたい。
　皆さん今年は本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。来年も皆さんにとってよい年でありますように。
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