長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

大晦日の一日


 大晦日は毎年新年の準備も整い比較的ゆっくり過ごしていたが、今年はそうは行かなかった。先ずは年賀状である。今年は全く年賀状を書く時間が取れず、今日になってしまった。
 『皆さん私が出す年賀状は元旦には届き着ません。先に出していただいた方、ごめんなさい。』
 しかし、先日ある経営者とお話していたら、年賀状は元旦に書くもので、その方のお母様は生涯その習慣を貫き通したと聞いた。
 また、元旦というのは『元日の朝』という意味だそうで、『旦』は地平線、水平線の上に日が昇るという象形文字で、朝を現しているそうである。 
 さて、年賀状を書き上げて、時間の合間をぬって金沢の台所近江町市場へ。
 さすがに、今日は活気がある。年末の近江町は毎年来るが私はこの雰囲気が大好きである。何故か、ワクワクする。^^)
 地物のこうばこガニ(ずわいのメス)は年末相場なのか一杯1800〜2000円とちょっとお高めである。ズワイガニは地物で10000〜18000円でやはり地物は少々お高い感がある。
 私の友人のお店『酒の大沢』によってスパークリングワインとイカ丸干しイカの内臓入りでこれが珍味である。)を購入する。大沢君のお子さんがお店のお手伝いをしていた。慣れない手つきでレジを打ち込んでおつりをくれた。

 『良くできたね』と言うとうれしそうにはにかんでいた。こうやって小さいうちからお手伝いすることで自然と人とのコミュニケーションをとることが身につく。
 そして、親の働く背中を見て、働くことの意味や働く楽しさを知ることができる。これ以上の家庭教育は無いだろう。そこには理論や理屈ではない実践がある。
 さて、良く考えると、今日買ったのは酒の肴ばかりであった。
 今日の金沢は小雪が混じる、ある意味金沢らしい一日だった。やはり冬はこうでなければと、妙に納得する。今日は久しぶりにゆっくりとテレビを見て、近江町で仕入れてきた酒の肴で一杯やるとしよう。
 本当に今年一年、お世話になった皆さんに心から感謝を申し上げたい。また、このブログを書くことを進めてくれた弊社総務課長良いチャンスをありがとう。
 そして皆さんにとって2008年がよい年でありますように祈念して、今年最後のブログにしたいと思う。本当にありがとうございました。良いお年をお迎えください。
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