長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

三分間


 『あと三分あれば・・』石川県内で起こった火災で、また、幼い命が失われた。
 火災の場合の一分間はとても大きな意味を持つことを現場の消防士の皆さんは知っている。
 特に木造住宅の場合は非常に火の回りが速く、一分一秒で生死を分けることもある。
 私たちが今、拡販に力を入れているAEDも例外ではない。一分間で、救命率は10%低下する。救急車が到着するまでの平均時間は6分である。
 すなわち、単純計算すれば、心停止に陥った場合の救命率は40%程しかない事になる。
 緊急の場合一分がどれだけ大切な時間であるか、お分かり頂けただろうか。
 火災を未然に防ぐことはとても大切なことである。しかし、火災が起こった時、いち早く火災を覚知することは何よりも大切なことである。
 私たちは今、全力で住宅用火災警報器の拡販に務めているが、その際、単に物を販売すると言う感覚ではなく、人の命を救う為に、使命を持って、拡販に当たって欲しい。
 『あと三分あれば・・』という言葉を私たちは二度と耳にしない様、活動していかなくてはならない。
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