長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

納車


 今日は朝から小雨が降るあいにくの天気であるが、車両事業部の生産がピークに達しており、少しでもフォローが出来ればと今日は納車、取扱いに出かけた。
 納車から取扱いまでを行なうのは久日ぶりだが、やはり現場へ行くのは楽しいものである。
 サポートに社員一人を連れて福井のお客様をたずねた。到着すると消防車両はすでに、お客様のところに到着しており、担当者にご挨拶した後、検収の準備に取り掛かる。車両から積載品を全て取外し、検品を行なう。
 その後、仕様書に則って、仕様の通りに消防車が出来上がっているかを確認する。この時大切なことは、仕様書をしっかり理解し、仕様書に書かれたことが車体の構造上、どの様に表現され仕上がっているかが分からないと、うまく進めることが出来ない。同行した社員にはもう少し勉強してもらう必要があると感じた。
 その後、地下の防火水槽から吸水を行い放水テストを行ない、午前中の検収作業を終了する。 
 午後からは配備先の消防署で取扱いを行なう。同行した社員の勉強のためにと思い、取扱いを行なってもらうことにした。消防車の取扱いはそう難しいものではないが、やはり、しっかりとポイントを押さえておかないとうまく行かないようだ。
 ついつい、親心で助け舟を出す。きっと、自分に何が足りず、そして何を学ぶべきかを理解しただろう。人は放任しておいても育たないものだ。しっかりとした目的と課題を与え、『育てなければ育たない』。
 今、私たちの会社のひとつの課題を今日、認識した。年度末に向かって、車両事業部は忙しさがピークであるがみんなでがんばって乗り切っていこう。
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