責任感
何事も『言い放し』はいけない。『言っておいたのにやっていない』という言葉をよく耳にするが、大切なことは指示した後、それが実行されているか管理することだ。
殆どの場合『ほったらかし』にし、管理しないから実行される確立が低くなる。(私は自分に言い聞かせている。)
その基本は期限を切って報告させることが大切だと思う。金沢弁に『いいがにしといて』という言葉がある。
とても曖昧であやふやだが、この言葉はお互い責任感のある人間同士の間でしか使えない言葉である。
すなわち『いいがにしといて』は『ちゃんとお願いしましたよ』という意味であるから、言った方はいい加減な人に『いいがにしといて』といっても実行されるはずが無い。
企業活動の中で指示事項を管理すること、指示された人は報告すること。こんな簡単で小さなことが出来ていないから、大きな失敗をしでかす。
それを修正するのに大変な時間と労力を必要とし、下手をすると企業の信頼を失いかねない。
マネージャークラス(私も含めて)は指示する場合は必ず期限をつけ、伝え言った事を記録しよう。言われたほうは必ず、報告しよう。小さなことでも、お互いに声を掛け合おう。
コミュニケーションはミスを防ぐ最善の手法である。
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