長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に


 いつもの様に、朝5時40分に起床して、走る準備を整へ、日課のランニングに出かけた。
 近所の公園の桜はもう葉桜である。いつもの様に小坂神社から、卯辰山山頂へ向かって走り始める。
 途中、専光寺のあたりに来ると、まだ、桜が満開である。僅か標高差にして、100mほどである。
 気温にすれば0.6℃の違いである。植物と言うものは本当に精密にできていると思う。
 僅か100mの標高差から生じる環境の違いを感じ取り、花を遅らせて咲かせている。私たちには五感が備わっているが普通の人は僅か100mの標高差からくる環境の変化をなかなか敏感には感じ取ることはできない。
 そう考えると本当に自然はすごいものだとつくづく思う。私たちは常に自然の中で生かされている。私たちには自分で呼吸する為の肺ともうひとつの肺を持っているのを皆さんご存知だろうか。それは『木』と言う肺である。『木』は光合成を行い二酸化炭素を吸収し、酸素を放出する。
 これを私たちの肺が吸収し、二酸化炭素を放出する。これを自然の循環の中で繰り返している。だから、私たちは生きていられる。『木』と言うもうひとつの肺により生かされている。
 目に見えないものにはとても大切なものがある。それにはなかなか気づかないが、私たちはその見えないものに感謝しなくてはならない。
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