長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

世の中のためになる

 今日、急きょ病院にいく事になった。休日なので夜間外来の対応になった。一件目の病院は掛けた電話に対してとてもぶっきらぼうで、『専門医がいないのでそれでもよければ来れば見てあげます』というような対応だった。
 あまり、良い印象ではなかったので、二件目にかけると、やはり専門医はいなかったが、とても患者のことを気遣ってくれ、状況をよく電話で確認し、専門医でなくともできることはやろう、という姿勢が見て取れたので、二件目の病院にいく事にした。
 比較的小さな病院であったが、病院内のいたるところにこの病院の経営者の考え方が見て取れた。休日にもかかわらず、窓口の対応も笑顔でとても感じが良い。また、積極的に分け隔てなく、患者さんに声をかけている所など、非常に感じが良い。
 院内の掲示物もこの病院の考え方が明確に現れており、自動販売機ひとつにしても、高齢者が腰を曲げて取らなくても良いように、高い位置で飲み物を取ることができるものが備わっていた。
 とても小さなことだが、あらゆるところにその病院のトップの考えが滲みでていた。
 こんな、病院ならきっと患者さんも安心して、治療を受けることが出来るだろう。病院は規模ではなく、病院とはどうあるべきなのか、その役割は何なのかという部分が明確であってはじめてその目的を達成できる。
 どの様な、組織でもこの根っこの部分が明確であるか否かで、目的に対して正しいことが出来るかどうかが決まると信じている。
 私たちはいかなる場合でもこの部分を大切に出来る企業であり続けたい。
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