創立記念式典と戦友

　本日５月１０日は弊社の７４回目の創立記念式典が行われた。一言で７４回と言うが、一年一年を紐解いてみると、きっととても多くのドラマの上に、今の７４年が積みあがっているのだと思う。
　私たちの企業に関わってくださった、諸先輩方、私たちを支えてくださった、サプライヤーの皆様、そして私たちを育ててくださったお客様。
　沢山の人たちの支えで今日の日を迎えることができた。創立記念日は企業が誕生した日を祝う為のものではなく、過去を振り返り、今まで私たちが歩んできた道が間違いなかったかを、今一度検証し、そして次の一歩を踏み出すための日であると信じている。
　私たちは常に企業理念に従い、手法論に囚われず、長野ポンプの使命を果たしながら成長していく企業でありたい。
　創立記念式典の後、五年前に東京であるプロジェクトに関わった私の『戦友』（とても失礼であるが・・）が転勤で金沢にやってこられた。今日は久しぶりにお会いし、杯を傾けた。
　不思議と五年経っても昨日お会いしたような感覚で、何の抵抗もなくお互いの近況と、あの楽しかった（辛かった？？）日々を思い出した。
　世の中には自分の人生に大きな影響を与えてくださる方が必ず一人、二人はいるものである。彼はその中の一人である。馬が合うというか、なんとも表現のしようがないが、これからまた何か一緒にできればと思う。
　一生懸命人の為に尽くす。でも本当は巡り廻って沢山の人を幸せにして最後には自分に戻ってくる。『情けは人のためならず』これが本当の意味である。これからがとても楽しみだ。
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