長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

必要な技術

 私たちが新しい技術を開発する時に必ず調査するのが、現場でどうあるべきか、ということである。
 私は文部科学省のものづくり技術者育成支援事業の外部講師をお引き受けし一年に2〜3回金沢高専へ出向いている。そこで、感じることはものづくりの基本は手法論『先ず、何をつくるか』ではなく、目的『なぜそれをつくるか』が大切であることを、学生諸君にお話させて頂いている。
 ものづくりというと、すぐに手法論に陥りがちであるが、目的をしっかりと議論し、揉みこんだものは後で、ものづくりが暗礁にのりあげ、前に進まなくなっても、ぶれることなく、必ず目的にたどり着くことができる。
 これはものづくりだけではなく、事業でも同じである。なぜその事業をするのか、この部分を大切にした事業は必ずその目的を達成できるものである。
 私たちは常にどうあるべきかを考え、そして次にその手法を考える。私たちが送り出す消防車両に妥協は無い。
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