長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

今日は出張先から

 関東地方は本当に活気がある。まちを歩いている人達も足早である。また、顔つきまで違って見えるのは何なのだろうか。
 また、ドイツ製の車がとても多いのも目に付く。ドイツ製の車はハンドルの中心に遊びがある。街中ではハンドルのレスポンスが良い日本製の車の方が運転しやすい。
 しかし、時速200km以上の高速で走行することが出来るアウトバーンを背景にしているドイツ車はハンドルの中心に遊びを付けておかなければ、逆に危険だ。
 すなわちどの様な使い方をするかを十分に考慮した結果が、ハンドルのセッティングとなる。私達が製造する消防ポンプ自動車もどの様な使い方をするかが、設計の基本となる。つくりやすい、コストが低くなるということは消防ポンプ自動車の設計の基本にはなりえない。
 どうあるべきかが大切だ。ハンドルの遊びは車を真直ぐに走らせるためには必要である。会社も真直ぐ走る為にはある程度の遊びが必要なのである。
 常に会社の方向性を検証しながら、なぜか会社が真直ぐ走らないのであれば、遊びをつける事が大切なのかも知れない。
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