浅野川氾濫
明け方から降り始めた雨は激烈を極め、金沢市のあちらこちらが冠水した。特に私達の会社の地元の浅野川が四十数年ぶりに氾濫し大きな被害を出した。
浅野町分団のある昌永町付近は特にひどく、浅野町分団の分団小屋も床上まで冠水した。
観光名所の主計町では川の水は完全に堤防を越え、まちの中に流れ込んだ。あのきれいな町並みは見る影も無い。
水が引いた道路は泥が推積し、手がつけられない状態である。最近のゲリラ雨は予測できない被害をもたらす。
やはり、地球が悲鳴を上げているのだろうか。私たちの企業も、まちも、生活も、地球の存在がなければそれすらありえない。
金沢市消防局、各分団の皆さんから消防車両のトラブルの修理が立て続けにはいる。調べてみると消防ポンプ自動車で冠水した水の排水を行なっていたようである。
タービンポンプは固形物が入った水をあげることはできない。清水は得意だが固形物が入った水はボリュートポンプかスラリーポンプを使うのが正しい。
小型動力ポンプも固形物が入った水を揚げると間違いなく、つまって故障する。使用には十分な注意が必要だ。特に今回のように細かい川の土がポンプケーシングの中で固まったら手がつけられない。
故障したポンプ、消防車両は本日中に全て復旧させた。社員の皆さん本当に素早い対応ありがとう。
今回被害にあわれた皆様に心からお見舞いを申し上げたい。今後、この様なことが起こる可能性は高くなる。
地球の温暖化は待った無しであることを私たちは認識しなくてはならない。
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