長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

浅野川氾濫【その2】


 昨日の強烈な雨は上がったが、今朝はまだ少々雨模様であった。晴れ間をぬってランニングに出かける。
 卯辰山の山頂から、天神橋に向かって下ってくると、浅野川が見えてくる。浅野川の水はまだ茶色に濁っていて水位も何時もより高い。
 浅野川沿いのマンションの地下駐車場には大量の水が残っており、3〜4台の車が浮いていた。一台は横転していた。

 梅の橋の横を走って通過する。細かい砂が道路をおおっているため、とてもすべりやすい。気をつけながら走る。 梅の橋の橋桁や浅野川大橋の橋桁に上流から流れてきたと思われる沢山の流木が引っかかっていた。
 また、主計町は毎日のランニングのコースにある。昨日は氾濫した河川の水が運んできた、細かい土砂が主計町の道に堆積していたが、今日はきれいになっていた。金沢でも有数の観光地の為、金沢市が素早い対応を行なったのだと思う。
 しかし、その他の地域はまだ大きな爪あとが残っている。細かい砂は固まるとコンクリートのように硬くなる。
 東の茶屋街はあと一歩のところで被害を免れた。東の茶屋街の一本先の道は被害を受けていた。私達の身近でこんな水害が起こるなどとは思いもよらなかった。

 午前中に何時も好意にしているなべ『太郎』にお見舞いに伺う。大女将は『あの高い堤防を水が越えてきた時は生きた心地がしなかったと仰っておられた。』堤防に打ち付けられた水が噴水のように吹き上がっていたそうだ。
 この度被害にあわれた皆様に心からお見舞いを申し上げたい。そして、私達は防災に対する認識をさらに改める必要があると強く感じた。
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