日本家屋
今日も日課のランニングに出かける。天神橋からの景色が少しずつ元に戻りつつあるようだ。でも、まだ川の水は濁って茶色い色をしている。
梅の橋、浅野川大橋、中の橋の橋脚に引っかかっていた、流木も撤去され始め、少しずついつもの穏やかな『おんな川』浅野川の顔になってきた。
主計町を通過すると、古民家の畳を上げ、床を外して中に入った泥をかき出し、乾燥させていた。従来の日本家屋だからできることで、今の高気密住宅にはこの芸当はできない。
日本には日本の風土に合った住宅が発達してきたのだと思う。今、環境が大きく変わり日本住宅も様変わりしたが、昔は治水ができていなかったから、河川もよく氾濫したのであろう。
だから、それを前提にした家が出来上がった。
私たちがつくる消防車は今、様々なマテリアルでつくられるようになった。しかし、本来の消防車とはどうあるべきか、十分に考慮する必要がある。
私たちは地域の特性に応じたものづくりをこれからも心がけて行きたい。
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