長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

お蔭様

 今朝、日課のランニングに出かけ、天神橋から浅野側沿いを走っていると前方に見覚えのある方が歩いておられた。通りすがりにお顔を拝見すると、やはり元北國銀行専務の奥村さん(現真柄建設社長)だった。
 これまでは良く朝のランニングの最中にお会いしたが、最近はお目にかかる事が無かった。『おはようございます。お元気そうですね。』と声を掛けると、『お蔭様で』という返事が返ってきた。
 『お蔭様』という言葉は直接はお世話になっていなくとも、世の中は全て繋がっているのでめぐりめぐって何らかの恩恵を受る事を表している。
 元々は仏教用語で、陰の力(神仏の力)で私たちは生かされていることを示している。今は様々な人たちの係わりにより世の中は成り立っている事を表す言葉になっている。
 もっと分かりやすく言えば私たちがご飯を食べられるのは食事を作ってくれるお母さん、お米を作ってくれるお百姓さん、ガス(電気)を供給してくれる人、水を供給してくれる人、お釜を作ってくれる人等、様々な人たちのお陰で一膳のご飯を食べることが出来る。
 全ては『お陰様』で世の中は回っているのだ。決して優秀な人間の一人の力で回っているのではない。そう考えれば自然に謙虚になれるものだ。
 奥村さんには北國銀行時代や金沢ロータリークラブでご一緒させていただき本当にお世話になった。『お陰様』で私も毎日頑張ることができる。これからもよろしくお願いしたいと思う。
にほんブログ村 経営ブログ オーナー社長へ 人気ブログランキングへ