長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

仕事の効率は上がっているか?

 仕事の処理能力は人間が増えても上がらない。仕事には最適なマンパワーがある。例えば消防自動車を一台つくる際に、私達は3人でひとつのチームを組んでいる。
 この3人という人数は微妙であり、車両によってはマンパワーがダブつき、また車両によってはその逆もある。それにもかかわらず、車両の製造スピードを上げようとして、いたずらにマンパワーを投入しても、反対に効率が低下し、手待ち時間が増えることとなる。
 すなわち何事も寄って集っても効率は上がらないのである。また、仕事は全て繋がっている為、有機的にリンクしないと、一部分だけががんばって効率を上げようとしても、これまた効果がない。
 よって、全ての仕事に関わる人たちが全員が全体を意識し、自分の仕事がその他の仕事にどのような影響を及ぼすかイメージすることが必要だ。
 今やっている仕儀との手法以外にもっと良い方法が無いか、考えて欲しい。特に定型業務は変えにくいものだ。しかし、必ず今より良い方法がある。今一度考えてみて欲しい。
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