長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

内部監査員セミナー(実践コース)


 今日はISOの内部監査員セミナー(実践コース)に参加する。
 参加メンバーは車両事業部長、防災事業部部長そして私である。ISOの更新審査が終了し、さらに活動を活性化させていく為には、各部門の管理監督者がISOに関する知識をさらに深める必要があると考えたからである。
 これまでの内部監査に関するイメージはISOの要求事項に企業活動が適合しているか、ということだけがポイントであるような勘違いをしていた。
 しかし、実際はISOの要求事項が社内のルール(品質マニュアル)と適合しているか、ルールが実際の活動と適合しているか、の他にそのルールで活動することが本当に有効なのか、という部分が最も大切な視点であることに気づいた。
 本来のISOの活動はアウトプットが顧客満足度、企業の生産性、品質の向上など品質目標を向上させることで企業の目的を達成することがその意義である。
 しかし、作ったルール通りに活動が行なわれているかと言うことだけに視点が行ってしまうと、本来継続的に改善していくという部分が置き去りになりがちになる。
 今回のセミナーはひとつの気づきを与えてくれた。『規格から企業活動を見るのではなく、企業活動から規格を見る』ことがひとつのヒントである。
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