今年最後の白山

　１０月、１１月は工場見学と機関員研修会がピークを迎える。殆どが土曜、日曜の開催となるので、この時期は休みが全く取れなくなる。
　防災事業部の皆さんも土曜、日曜に防災訓練が行なわれるのでこの時期は忙しい。
　今日は出勤日なのだが一日お休みを頂き、RCのメンバーと最後の白山に登ってきた。
　今日は天候が良く、なかなかこんな日にはお目にかかれない。紅葉は標高１８００ｍ〜２０００ｍまで下りてきていた。

　紅葉を楽しみながらゆっくり登ろうと思い歩き始めてしばらくすると、後方からテンポの良い足音が聞こえてきたので、振り返ると長靴にリュックといういでたちの女性が恐るべきスピードで登ってきてあっという間に抜かれた。
　下りではありえることだが、登りでは経験が無い。多分１６日に白山は閉山となったので、関係者かもしれない、いずれにせよ凄い人がいるものだ。
　そんなこんなでペースにつられて室堂まで２時間３０分という過去最高の時間で到着する。１０分程休息の後山頂を目指す。３０分で山頂に到着。山頂からの景色は筆舌に尽くし難い素晴らしいものだった。
　室堂まで下り昼食を取る。室堂はすでに閉じているので、水場は閉鎖されていた。持参した１Lの水でお湯を沸かしラーメンを作る。
　山へ来ると水の大切さ、食料の大切さを痛感する。下界では蛇口をひねれば当たり前のように出てくる水も一滴も無駄に出来ない。生活の原点が山の生活にあるのではないだろうか。
　明日は滋賀県で機関員研修会である。６時に出発だ。準備をするとしよう。
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