機関員講習会と石釜パン

　朝５時に起床し、滋賀県へ向かう。今日は機関員研修会が開催される。北陸道を南下すると抜けるような青空が広がっている。本当に今日は天気が良い。
　山に登れば気持ちがいいな、などと思いを巡らせるとちょっぴり残念だ。
　会場へ到着すると６０名もの分団の皆さんが待っていてくれた。今日の講座は消防ポンプ、真空ポンプなどの構造や原理原則をお話させて頂いた。
　その後、外で実技講習を行なう。今日は実技担当の弊社の長野課長が設計業務が多忙の為、研修会に来ることができなかったので、一人で行なうことになった。
　外はとても気温が高く、ダブルヘッダーはちょっときつかったが、皆さんが真剣に受講してくれたことが力となった。

　帰りは高速道路料金節約の為、長浜まで琵琶湖畔の道路を走る。天気がよいのでとても気持ちが良かった。
　長浜で石釜のパン屋さんに寄ろうと思い立ち、黒壁に立ち寄る。黒壁は長浜市と民間企業がコラボレートし、まちづくりを行なった地区である。
　今では休日になると沢山の観光客がやってくる長浜市の観光名所になった。石釜のパン屋さんはここにある。ここの石釜で焼かれたパンは本当に酵母の香りがする、昔ながらのパンである。
　周りはパリッと焼けているが、中はもちもちで、何もつけなくても自然の甘みが口に広がる。パン嫌いの私もこのパンだけは食べることが出来る。
　沢山つくる事はできないが、このパンを遠方から買い求めに来る方もいるそうである。このパン屋さんのご主人とはつくるものは異なるが、ものづくりの哲学は同じだと思った。
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