長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

産学連携による実践型人材育成事業

 今日は真っ暗なうちに日課のランニングに出かける。月曜日は定例早朝会が7時から開催される為、いつもより一時間早く出発した。
 卯辰山の山頂を過ぎた頃にようやく、薄明るくなってきた。日も短くなったものだ。そんなふうに思うと一年は何と短いものかと思う。
 早朝会では各部門の問題点やすぐに意思決定が必要なものを点検する。早朝会を開催し、はじめて少しは経営メンバーのコミュニケーションが取れ始めてきた。
 午後からは金沢工業高等専門学校で開催された産学連携による実践型人材育成事業の中間審査会に参加する。この事業は文部科学省が大学に委託している事業である。
 現在、この事業の構成メンバーには澁谷工業、中村留精密工業、石川製作所、玉田工業等県内の著名な企業が多く参加している。
 私たちも少しでもお役に立てれば、と参加させて頂いている。今日は新しい教科書の審査等が行なわれた。
 様々な議論がなされたが、私はものづくりは『ひと』『思想』『技術』により成り立っていると思う。ものづくりは思想であり、技術は思想の下にある。そして、人格の下に全てがある。と思っている。
 物事は根幹が大切であり、枝葉の議論も良いが骨子を十分に理解しなくてはならない。
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