長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

お気に入り【その15】ワラビーブーツ


 先日、納戸を整理していたら、古ぼけた箱の中から殆ど履かれていない『クラークス』のワラビーブーツがでてきた。思い出してみると、東京から金沢へ帰って来た10年ほど前に、あるショップで購入したのを思い出した。
 何故履かなかったのだろうと考えれてみると、サイズが8インチ(27cm:私は26.5cm)で足に対して大きかったこと、当時はあまりくるぶし以上のブーツは履かなかったことが理由だろうか。
 このワラビーブーツ、ライトブラウンのオイルヌメ革の様で、つま先のデザインとソールと革の部分のつなぎの部分が革で縁取りされている。

 WEBで調べてみたがこの様な仕様は見当たらない。外観にカビがきていたので、綺麗にブラシをかけミンクオイルを塗りこむと何ともいえない味が出た。
 サイズが大きいのは、中敷を挿入するとぴったり来た。『クラークス』のワラビーブーツはソールがクレープソールと呼ばれる生ゴムを何枚も重ね合わせてつくられている為、とても靴の当たりが柔らかく歩きやすい。
 また、ウレタンソールならば10年も経過すれば加水分解でボロボロになってしまうが、このクレープソールは10年を経過しているのに、全く問題が無い。
 靴は少々重いが、つくりが本当に丈夫であり、履きやすいのでこれからの季節にぴったりだと思い復活させることにした。
 良いものは時間が経っても良いものである。私達のビジネスも消防車の製造から、消防用品の販売まで多岐にわたる。時間が経っても良いものを製造し、販売していきたい、と思い返した出来事だった。
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