長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

さらに良い方法を考えているか

 『毎日の定型業務等はこれ以上の方法が無いか、考えているか』
 毎日の仕事を何も考えることなく、当たり前のように行なっていないだろうか。特に定型業務は何の疑いも無く同じ方法で行なっていることが少なくない。
 今日、定例の車両事業部の工場を巡回していると、業者が部材の搬入を行なっていた。とても大きなアルミの縞板なので、当然クレーンを使うことになる。
 部材は先入れ先出しが原則なので、先に入れた部材を一度クレーンで吊り上げて場所を開放し、そこへ入庫した部材を置いて、その上に先の部材をまた置くということを平然と行なっていた。
 この一連の作業は以前から行なわれていたらしく、誰も疑問を持っていないことに少々驚きを感じた。この作業には簡単に30分以上の時間を要する。
 例えばフォークリフトでの作業が出来ないか、部材を入れるタイミングを調整して、先出しの部材が無くなる直前に入庫できないか、など様々な方法が考えられる。
 しかし、これもさらに良い方法が無いか、と常に疑問を持っているかが改善のポイントである。この様な小さな改善の積み重ねが、仕事がしやすい環境をつくり、最終的には品質の高い製品を生み出すことにつながるのである。
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