長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

防災探検隊


 地域の防災マップを作るために防災探検隊が本日行なわれた。この事業は日本損害保険協会主催の事業で、地域の防災マップをつくり地域の防災について学ぶことを目的としている。
 金沢市内の小学校では森山町小学校と弥生小学校にお願いしてエントリーして頂いた。私と日本損害保険協会金沢支部の事務局長とは東京で様々な事業を通じて親しくなった。
 今回は小学生対象ということで、お手伝いをさせて頂いた。今日は全部で13班に分かれて、地域の防災について調査をした。

 私達は東山町会の貯水槽、防火水槽などを調査に行った。東山町会は卯辰山の中腹に位置している為、消火栓の水圧が低いことが分かった。また、消火栓の数も少ない。
 しかし、色々な仕掛けがあり、とても感心した。例えば東山町内会には災害用のトイレが設けられている。
 通常は地下水を貯めてあるが、有事の際はその水を抜くと簡易トイレになる。このトイレは金沢市が設置したものではなく、東山町会の町会長さんが自分の敷地の中につくったものだ。
 町会長さんの地域の為に奉仕する心に本当に感心した。また、東山公園にも簡易トイレがある。通常は雨水をためて、公園の花壇に水やりに使っているが、有事の際はその水を抜いて簡易トイレになる。
 今回、自分の住む地域を歩いてみて、知らないことが沢山あることに気づいたのは大きな収穫だった。
 また、地域の方々の奉仕の心がまちを支え、有事の際に多くの方の役に立つ事がとても素晴らしいことだと思った。
 今回、この様なチャンスを頂いた、日本損害保険協会金沢支部の事務局長さんに感謝申し上げたい。
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