長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

現場に神やどる

 今朝はとても暖かかった。何時ものように起床し、ランニングに出かける。靴紐をしっかりと結ぶようになってからタイムが安定するようになった。
 ちょっとした事を変えただけなのに、大きな変化だ。
 高柳工場の朝礼に参加し、その後工場内の点検を行なう。本当に工場内は綺麗になった。メンバーの皆さんのお陰だ。これを続けて欲しいと願う。

 午後から金沢ロータリークラブの例会に参加する。本日は定時総会行なわれたがSAA(会場監督者)の北川さん(菱機工業社長)がお休みなので、冷や汗をかきながら進行した。
 今日の卓話は日銀金沢支店の森支店長が『最近の金融経済動向』という演題でお話をされた。森支店長はお話の中で『現場に神やどる』、『私の信条は現場主義』とお話された。
 データー、統計は役には立つが欠点がある。データーは出来た一秒後から古くなる。そして統計は部分的に切り取った情報なので一部しか表していない。だから全体を見ることは出来ない。
 データーや統計の不完全さを補うことが出来るのは、現場に足を運び皮膚感覚で感じることだ、と仰られた。私は軽い驚きと、金融の世界も、ものづくりの世界も、基本は同じだと思った。
 森支店長は石川県、富山県福井県の企業を訪問し、現場の情報を収集していらっしゃるそうだ。
 三現主義『現場・現物・現実』が基本である。
 『現場に神やどる』、私にとって現場主義を再認識することができるすばらしいお話だった。
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