長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

文部科学省第三者評価委員会

 昨日、今日と森山町小学校に文部科学省の第三者評価委員会のメンバーがお越しになられた。保護者の代表からの聞き取りは昨日だったのだが、日程を勘違いしていて、昨日の聞き取りに参加することが出来なかった。
 お約束をしていたにも拘らず、参加できなかったので申し訳なく思い、今日の午前中お時間を頂いて聞き取りに望んだ。
 現在、それぞれの学校で子ども達の規範意識の低下が取り沙汰されているが、これはこの部分だけをつまんで議論しても問題を解決することは難しい。
 学校、地域、家庭、そして企業が連携して、この問題に取り組む必要があると思う。学校でいくら道徳を教えても、周りの環境が子ども達に教えた通りになっていなければ、その成果は期待できない。
 特に親の価値観は子ども達の価値観に一番大きな影響を及ぼす。私は企業という立場から社員教育の重要性を以前から説いてきた。
 社員教育とはスキルアップだけを言うのではなく、人としての正しい価値判断基準を持つことを教育することが根幹にあると考えている。
 組織という小さな社会の中での価値判断は、そのまま大きな社会の中の価値判断やもっと小さな家庭の中の価値判断に繋がる。
 価値観には様々なのもがあるが、共通する人としての価値観は普遍であると思う。『損得』ではなく『正しいかどうか』が価値判断基準であって欲しい。
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