出席することが大切
私が東京で仕事をしていたころ、当時の上司に会社の行事には必ず出席しなさい、と言われた。当時は電車で通勤していたので、部内で会議と称して良く皆で飲みに行った。
浜松町の小さな居酒屋へ良く行った記憶がある。また、新年は新年会、年末になれば忘年会はどこの会社でも同じである。
仕事は忙しかったが、会社の行事だからと皆さん都合をつけて集まった。また、どうしても都合がつかない時はちょっとでも顔を出した方が良いとも教わった。
本当に小さなことだが、この行動が後に様々な仕事につながって来る事に気づくのはそう時間が掛からなかった様に思う。
お客様から声をかけて頂く事もたまにあった。忙しく、都合がなかなかつかないことが幾度もあったが、そんな時でも必ず顔を出して、お酌だけして帰った。自分では上司から言われたことを守っただけだったので、『あいつは義理堅い』と言われた時は『なるほど、こう言う事か』と思ったものだ。
最近は仕事以外の付き合いや、社内での行事も好き嫌いや気分で参加する若い人が増えたように思う。若い時こそ率先して行事に参加し、そこで普段、仕事では教わらないエッセンスを吸収してほしいものだ。
この様な習慣は皆さんの評価を上げても落とすことはありえない。そして、会社以外の社会活動にも積極的に参加し、よりよき社会人になって欲しいと願う。
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