長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

私達が大切にするもの

 私達の企業を訪問して頂ける学生の皆さんに必ずお話していることは、私達が何よりも大切にすることは正しい『価値観』を重要視すると言うことである。
 勉強は学生である以上しっかりやることは当然のことである。この『価値観』は自分が生まれ育った環境に大きく左右される。
 最近では面接で親の職業や家族のこと等、本人の仕事の面接に直接関係の無いことを尋ねてはならない、と指導されているが、親の生き方や考え方がその人物の『価値観』に大きな影響を及ぼしていることが多い。
 私達の企業では私達が大切にしている『価値観』をお話させて頂き、それに違和感を感じたり、自分の信条に合わない場合は自分の『価値観』に合う企業を探されることをお勧めしている。
 無理に『価値観』を合わせる必要は無いと思う。企業に就職すると言うことは長い時間をその企業で過ごすことになるわけだが、小さな違和感が後々方向性のブレを生じる。そうなると本人も企業もとても不幸だ。
 また、おかしいな、と思ったら早いタイミングでそれを伝え、次の職場を探すチャンスを与えてあげた方がその人にとっても企業にとっても幸せだ。
 私が言っているのは能力のことではなく、仕事に向き合う『価値観』、人としての『価値観』のことである。それは誠実さであり、状況を汲み取り、感謝する気持ちを持つことだと信じている。
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