長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

感動した!

 今日は愛知県のある消防署の機関員二名が弊社に研修にこられた。よくよく聞いてみると、公務で来られたのではなく、自費で勉強に来られたとのことである。
 機関員になって3〜4年目だそうで、現場で色々な疑問があっても何故そうなるのかが、よく分からないので勉強しなくてはならないと思ったそうである。
 特に後輩から質問されて答えられないと、申し訳ないという想いもあり、今回の研修の依頼となったそうである。よって、経費削減の為、愛知県から下道を走って六時間もかけてこられたそうで、その直向さに感動してしまった。
 また、とても挨拶がしっかりしておられ、工場に入る際も『失礼します』、現場の社員にも大きな声で『こんにちは』と挨拶をされていた。本当に気持ちが良い方々だった。
 水槽の構造も実際にご覧頂いたのだが、頭を水槽の中に突っ込んでそれは興味深そうに写真を撮っていた。また、ポンプ室に体をもぐりこませて、止水弁やチャッキ、真空ポンプ、主ポンプ、自動放口弁など基本部品を一つひとつ確認されていた。
 通常は研修は一時間半から二時間程度でお受けしているが、今日は思わず四時間半に渡り、研修させて頂いた。
 この様に、自分の職業に使命感と責任を持ち、自腹で勉強に行くという姿勢をみると、最近の若者も捨てたものじゃないと、うれしくなってしまった。
 今日はとてもすがすがしい一日だった。
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