長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

今年も今日で終わり

 2008年も今日で終わりである。一年間を振り返り、先ず思うのはこの一年間がとても短かく感じたということだ。新年度に中期経営計画を策定し、社員の皆さんに発表したが、反省点はその検証が甘かったということだ。
 方針の進歩状況は上期に一度チェックしたが、方針からの実行計画が『あまあま』だった。これは私の大いなる反省点である。
 また、下期からあまりにも速い経済環境の変化により、経営計画自体も早急に見直す必要がある。いずれにせよ決めたことを実行する力の弱さと、そのチェック機能が働いていないこと自体を新年度から改善していかなくてはならない。
 但し、決めたことはあくまでも予定である。決めたことの実行にこだわり過ぎて、状況の変化についていけなくなったら本末転倒である。何事も柔軟な対応が必要だ。良いと思えば『パッ』と向きを変える素早さが大切なのである。

 大晦日は毎年近江町市場に酒の肴を買いに出かける。松前漬け、たらこ、イカの塩辛等はどこでも買えるのだが近江町市場へ出かけると、大晦日がやってきたという気になる。
 市場の中は最後の日ということもあって、人でごった返していた。
 ふと見ると、車両事業部の道上取締役がお孫さんを抱っこして、魚を買い求めていた。一分ずれれば、見かけなかっただろうに何かご縁を感じる。私はヤマカ水産(JCの先輩のお店である)で色々と買い求める。
 途中のお店においしそうな『たらこ』を発見したが、量が多いのでもっと少ないものがないかたずねるが、『ありません』というそっけない返事。
 値切ろうと思って交渉するが、あえなく敗退する。やはり、年に数回近江町に行っているようではダメだ。日頃から顔見知りになっていればもっと上手くいくだろう。顔を出したもの勝ち、私たちの営業も一緒だ。


 その後『酒の大沢』に立ち寄り、毎年恒例のワインとイカ丸干し(内臓ごと干したものでこれが珍味)を買い求める。
 今年もご子息が、前掛けをしてお店のお手伝いをしていた。小学生の間に家の商売を手伝うことは何よりの社会勉強だ。お客様と接することで学ぶことは数知れない。
 親が仕事をする姿を目の当たりに出来ることは素晴らしいことだ。私たちも社員の皆さんのご家族の職場訪問も是非やってみたい事業のひとつだ。
 いずれにせよ、今年も多くの皆さんに支えられて、一年を過ごすことが出来た。心から感謝を申し上げたい。
 そして、皆様が良いお歳をお迎え下さることを心からお祈りしたい。
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