長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

駆け引き

 昨晩、12時頃にテレビをつけるとケビンコスナーの『THIRTEEN DAYS』を放映していたので何気なく見ていたら見入ってしまった。
 内容は1962年10月に全世界を恐怖に陥れたキューバ危機がテーマだった。1962年といえば私が生まれた年であり、もしも、これをアメリカが乗り越えていなければ今頃、私自身はおろか、全世界の歴史が変わっていたことは間違いない。
 この映画を見ていると先日、大きな問題になった田母神前空幕長の言葉と重なった。『外交交渉の根っこは軍事力による抑止力が前提になっている。』という言葉である。
 私はこの辺については自論は述べないようにはしているが、この部分だけを切り取って考えると、これも正しと思う。もし、キューバ危機でアメリカと旧ソ連邦の軍事バランスが圧倒的にソ連邦に偏っていたらこのような結末になっただろうか。
 だからと言って軍備を増強することとは別の問題だが、この田母神論文でクローズアップされた憲法九条について一考する機会を与えたという意味から言えば、ひとつのきっかけだったのかも知れない。
 もうひとつこの映画を見て思ったことはリーダーの判断のひとつで結果が大きく変わるのは、政治も企業も同じだということだ。
 私達の企業は中小企業の中でも規模が小さな部類だが、社員の皆さんだけではなく、その家族の皆さんを含めると本当に大きな規模になることは間違いない。
 それを思うと何時も責任の重さを痛感する。私達は企業理念の下行動し、全ての社員の皆さんの幸せを実現できる企業を目指して行きたい。
にほんブログ村 経営ブログ オーナー社長へ 人気ブログランキングへ