長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

工夫が必要だ。

 今日は年初の社長報告会が開催された。月に一度、単月の報告と現状認識、そして次月への対策が報告される。以前にも記したが、私達の業界は消防法という法律の下、事業が成り立っているものが多い。
 したがって、急激に業績が悪化することは少ないが、その反面現在の経済状況をある意味で感じにくいところがあるのも事実だ。しかし、徐々に業績が悪化し、気がついたときは取り返しのつかない状況になっていることがある。
 これは茹で蛙と同じ状態だ。蛙は熱湯に入れると驚いてお湯から飛び出すが、水の状態から徐々に熱していくと、温度の変化に気づかず、最後は茹で上がってしまう。
 私達の業界では大きな変化がない分、徐々に業況が悪化していくことに気づかず、気づいた時は手がつけられなくなっているようでは問題だ。
 現状をしっかり認識し、緊張感を持って対策を打つ必要がある。また、これまでの延長線上の行動では現在の状況は乗り越えられない。
 例えば10分の距離を9分で行けと言われれば、早足でもすれば達成できる。しかし、5分で行けと言われると、相当工夫しなくては達成できない。
 今回の状況はこれに似ている。社員一丸となって工夫し、この状況を乗り越えて行こう。社員の皆さんの協力をお願いしたい。
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