長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

最近の政治に思うこと

 今日、自民党の渡辺善美元行政改革担当大臣が自民党を離党した。最近の政治を見ていると非常に混乱していると思う。組織論でいえば企業も政党も根っこは変わらない。
 組織に大切なことのひとつはその長が示した方針には全力で取り組むことにある。多少問題があっても先ずはやってみることが必要だ。それを、党内から総理批判が出るということは問題だ。
 一年生議員が言うならまだしも、元大臣級が批判するのはいかがなものかと思う。
 企業でいえば社長が出した方針を管理職が『そんなの無理だ』、『おかしい』、『できるはずがない』と言っているのと同じだ。まず、自分の信条に合わないと思われるのなら組織の外に出てやるべきだ。
 今回、渡辺元行革相は自民党を離党したが時系列でいえば順番が逆だろう。
 言いたいことはとてもわかるし、私も同感な部分もある。しかし、組織の一員である以上、組織の中で立場のある人間が組織を批判することに問題があるのだ。
 これで渡辺元行革相も自由に発言できるようになった。正しきことを正しく行う価値観を持ち、国民のための政治を取り戻すという志を最後まで貫きとしてもらいたいものだ。
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