長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

携帯電話は子どもたちにとって悪か?

 『何故携帯電話を子どもたちに持たせるのか?』の問いに、持たせることで『安心だ』と答える親はとても多い。日本PTA全国協議会のアンケートでも『安心』が第一位だった。
 しかし、現在携帯電話からもたらせるリスクについて知っている親はほとんどいない。フィルタリングという方法もあるが、子どもから自分は大丈夫だからフィルタリングは外して欲しいと頼まれれば『そう』と言って、簡単に外してしまう親も少なくない。
 今日、お昼に石川県教育委員会中西教育長にお会いし、『携帯電話を持たせない』と言う宣言文を手渡し、教育委員会としての協力を求めた。
 学校、地域、保護者が一丸となって進めていかなければこの運動は成功しない。私自身は子どもたち(小学生、中学生)には携帯電話は必要ではないと思っている。
 ある、市町村の単位PTAの会長さんがこんな話をしていた。『この世の中に警察組織が無くなれば多分犯罪は多発し、世の中の秩序は失われてしまう可能性がとても高い。今のネット社会は警察が無い秩序が無い社会で、その中に何万人と言う子どもたちがいる事を知って欲しい。』と仰っていた。
 先ずは保護者の皆さんが携帯電話からもたらせるリスクについて学ぶことが大切だ。そして、『安心』の裏側にとても大きな『危険』が潜んでいることを認識する必要がある。
 携帯電話を与えて『安心』は得られない。日頃から出かけるときのルールを子どもと決めることで携帯電話が無くとも十分に対応できると思う。
 私達が小中学校の頃携帯電話など無かったのだから。
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