気づき

　ちょっとしたきっかけで何かが瞬間的にわかることがある。今日はちょっと遅めのランニングに出かけた。骨盤を意識して走り始めてからとても楽に走ることができるようになった。
　卯辰山から鈴見団地に下りる坂道で、何気なく肩甲骨を背骨に寄せるように動かした瞬間、『すっ』とストライドが伸びた感じがした。
　『はっ』として次の一歩を肩甲骨を意識して出してみるととても楽に足が前に出る。これが肩甲骨を意識することなのか、と思った。
　何気ないきっかけが本当に大きな変化を生むことを再認識した。これも常にどうすればもっと速く、楽に走れるのかを考えていたからなのだろう。
　仕事も同じだ。常にどうすれば上手く行くかを考えている人と、何気なく仕事をこなしている人では『気づき』のチャンスが違う。
　どんなことでも一生懸命やればたいがいのことはうまく行く。『気づき』は瞬間的に状況を逆転させることができる大切な『きっかけ』である。
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