長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

春の祭礼

 毎朝のランニングコースである卯辰山の上り口にある『小坂神社』の春の祭礼が13、14、15日に行なわれる。沢山の屋台が小坂神社の上り口の交差点から神社の鳥居までの間に立ち並びとても賑やかだ。
 毎年、この時期には子どもたちが問題行動を起こさないように、先生と保護者が巡視を行なう。
 小学生は比較的きっちりしているが、中高校生が道路に座り込んでたこ焼きやお好み焼きを食べながら飲み物を飲んでいる姿が目に付く。
 彼らが立ち去った後には食べ物の残りカスや容器が散乱している。見つけた場合は注意するが、目が届かないうちに立ち去ってしまう。
 そのゴミを保護者や先生が拾って歩く。これではイタチごっこで、年々エスカレートするように感じる。
 昨年からゴミを拾うことも当然だが道端で座り込んで食べ物を食べている生徒に声をかけることにした。『こんばんは』『ゴミは持って帰ってね』と言うと殆どがゴミ箱へ捨てたり、持ち帰ってくれる。
 中には胡散臭そうな顔をする子どもたちもいるが、笑顔で声をかけると思った以上に協力的だ。
 以前にテレビで朝、通学路に入ってくる車を阻止しようと『ここは入ってはダメだ』と声をかけても無視して通過して行く車が殆どだったが、笑顔で『おはようございます』と言うと殆どの車が止まって話を聞いてくれたと言う。
 相手の姿勢は自分の鏡である、という言葉を思い出す。こんなところにも原因自分論の考え方があてはまるのである。
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